映画の楽しみ

お隣の宮崎から来てるクローン病の中学生親子がこの前、日曜洋画劇場でやってたらしい（ここ一ヵ月テレビって物を全く見てないので詳しい事解らないんですが、）デイ・アフター・トゥモローの話をしてたんですが、（宮崎は民放が2局しか無いので日曜洋画劇場やって無いみたいなんですけどね）「世界に異常気象が起こる映画で凄く面白かったよ」とまぁこんな感じの感想言ってたりしてたんですが、その後中学生が「やっぱりさアメリカの新しい映画が面白いよね。日本のとか昔の映画は面白くないよね。」みたいな事を言い出しまして、父親は父親で「そうだね、昔の映画とかってあんまり観たいと思わないもんね」と返答を。この会話を聞いてて何か心が寂しい連中だなぁって思ってしまいましたよ。昔の映画にも日本の映
画にも傑作って沢山ある訳で、パターン決まってて失恋するって解ってるけど、ついつい観てしまう男はつらいよ。イカれた雰囲気が堪らない鮫肌男と桃尻女。核の恐怖を描いた初代ゴジラ。人の心の暖かさを描いた学校シリーズ。洋画は洋画でリドリーとダン・オバノンのエイリアンはいつ観たって傑作だし。イーストウッドの渋さが光るダーティーハリーも最高。その他にもカッコーの巣の上で、ランボー（1作目）、史上最大の作戦、荒野の用心棒などなど世の中には沢山の名作、傑作が多数存在してるのに古いから、アメリカの最新娯楽大作じゃないからって言う理由だけで観ないなんて、物凄く勿体ない連中だ。テレビで言ってる映画、話題の映画ばかりが良いってもんじゃない。超話題作と言われたSWEP3は最低だったし、サム・
ライミのヒーローアクションならばスパイダーマンよりダークマンの方が味があって面白いし。まぁとにかく話題作だからって言うだけで映画を観るのは辞めて欲しい。私立探偵濱マイクのアサちゃんだってきっと嘆いている筈。